drugs online

「大阪中央郵便局の活用を提案せよ – 大阪3大学合同設計演習展」が開催されます。

2012年07月25日

 

7/26(木)~29(日)までの4日間、「大阪中央郵便局の活用を提案せよ – 大阪3大学合同設計演習展」が、大阪の中之島デザインミュージアムde sign de(京阪「中之島」駅徒歩1分)で開催されます。
会場では、大学の設計演習で取り組んだ「大阪中央郵便局」のコンバージョン課題(美術館とビジターセンターへ)の秀作17作品が展示されます。同時にさまざまなシンポジウムも開催されます。

「大阪中央郵便局の活用を提案せよ|大阪3大学合同設計演習展」ポスター

(主催者発表)
様式建築ではなくモダニズム建築の保存の仕方として、表面の外観のみの保存ではなく、内部空間自体を保存し、同時に現代的な用途にコンバージョン(用途変更)をする手法が欧米では一般化しています。
大阪駅前において唯一の戦前に竣工した大阪中央郵便局(吉田鉄郎設計)を、解体でも、冷凍保存するのではなく、如何に大阪の観光光資源として生き返らせ、未来へと継承していくかという設計課題に大阪大学 (工学部地球総合工 学科建築工学科目3年生)、大阪市立大学(工学部建築学科3年生)、大阪工業大学(工学部建築学科前田茂樹ゼミ)の3大学が取り組み、合同の講評会が6月7日に行われました。
その成果は、学部3年生課題であるが故に荒削りですが、既成概念からの出発ではなく、新たな気づきに溢れています。同時にストック社会が到来した現在、歴史建築物を活かした街づくりについて、フィクショナルな課題ではなく、社会と接続するリアリティのある課題に、大阪の3大学が合同で取り組んだという意義は決して小さくありません。より多くの方に身近な問題と感じて頂ける機会になればと思い、これから社会で活躍する世代の考え方やプレゼンテーションをもとに、建築史家である倉方俊輔氏が毎日違う世代やゲストを迎えての、コンバージョンや都市のとらえ方をめぐっての座談会を行います。是非ご来場ください。

「大阪中央郵便局の活用を提案せよ|大阪3大学合同設計演習展」ポスター

de sign deさんのHP内での案内ページ