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小原豊雲と小原流の建築群−小原豊雲と清家清の世界−

2017年10月18日

後援イベントのお知らせです。お問い合わせ等は主催者へお願いいたします。

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来る11月11日(土)、JIA近畿支部兵庫地域会主催のセミナー「小原豊雲と小原流の建築群−小原豊雲と清家清の世界−」が、神戸の御影公会堂(DOCOMOMO Japan選定作品)で開催されます。近くに建つ清家清設計の小原流家元会館(1962年竣工)など4つの建物群が、2016年度のDOCOMOMO Japan選定作品になったことなどを記念したもので、DOCOMOMO Japanが後援するセミナーです。

この建物群は、小原流家元会館(1962年)、盛花記念館(1962年)、芸術参考館(1970年)、小原邸(九重坂の家/1967年)からなるものです。清家清が小原流の家元、小原豊雲に依頼されて継続的に設計したもので、モダニズムによる極めて良質な建築作品です。清家の代表作と言っても過言ではありません。

 いずれの建物も保存状態は大変よく、ほとんど竣工当時の姿のまま残されていますが、近年は芸術参考館が閉館され、小原邸も現在は空き家になっているようで、今後については不明です。来年2018年は清家清生誕100周年の記念の年ですし、改めて清家清の業績に迫り、これらの建物の価値について考える機会になればと思います。どうぞお越しください。

http://www.jia-hyogo.jp/landmark.php?id=8

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第5回 ひょうご歴史的建築物セミナー
小原豊雲と小原流の建築群
−小原豊雲と清家清の世界−

内容:
少年時代を神戸で過ごし、神戸二中で学んだ建築家・清家清は来年生誕100周年を迎えます。小原流三世家元・小原豊雲の理想を叶えるため御影の地に築いた建築群は、2016年度DOCOMOMO Japan「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に選定されました。小原豊雲と清家清、二人の奇才によってこの世界が生まれた経緯を、今一度、読み解きます。

第1部:小原豊雲の生き様 海野 弘
第2部:清家清と小原流の建築群 笠原一人

海野 弘:1939年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務を経て、現在、美術・映画・音楽・都市論・歴史・華道・小説などの分野で執筆を行う。主な著書に『花に生きる』(平凡社)

笠原一人:1970年生まれ。京都工芸繊維大学大学院大学院博士課程修了。京都工芸繊維大学助教。住宅遺産トラスト関西理事。専攻は近代建築史・建築保存再生論。共著に『関西のモダニズム建築』、『村野藤吾の住宅デザイン』ほか。

日時:2017年11月11日(土) 14:00〜16:00(開場13:30)

会場:神戸市立御影公会堂2階和室(神戸市東灘区御影石町4-4-1)

定員:50名(申込先着順)

参加費:一般・JIA会員1,000円 / 学生500円

申し込み方法:
Eメール、FAXまたは電話(火・木のみ)にて、11月7日(火)までにお申し込みください。「小原流セミナー参加希望」と明記の上、お名前、所属(会社・学校等)をご記入ください。CPD単位希望の方でJIA正会員の方は建築士番号、建築士会会員の方はCPD番号をご記入ください。(JIA CPDプログラム/建築士会CPDプログラム2.0単位)

申込先:(公社)日本建築家協会近畿支部兵庫地域会事務局
E-メール:jia-hyogo@h9.dion.ne.jp /FAX:078-241-8850/電話(火・木のみ):078-291-5548

主催:(公社)日本建築家協会近畿支部兵庫地域会/NPO法人ひょうごヘリテージ機構H20神戸

後援:DOCOMOMO Japan(モダン・ムーブメントにかかわる建物と環境形成の記録調査および保存のための国際組織・日本支部)
ひょうご歴史的建築物セミナー 小原豊雲と小原流の建築群 チラシ