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京都工芸繊維大学大学院建築都市保存再生学コース 保存再生学シンポジウム 2018 第2回

2019年01月08日

DOCOMOMO Japanが後援するイベントについてのお知らせです。

来る2019年2月2日(土)、京都工芸繊維大学大学院建築都市保存再生学コース主催の保存再生学シンポジウム2018第2回、「近代文化遺産の継承と保存活用のマネージメントについて考える」を開催いたします。

近年、歴史的建築物の保存再生やリノベーションが活発になっています。今年4月には文化財保護法が大改正され、ますますこうした動きが加速すると思われます。しかしながら、わが国では歴史的建築物の保存活用をコーディネートする総合的な職能が不在であるという問題を抱えています。そこで、日本におけるこうした職能のあり方について、検討します。

どうぞ、お越しください。

笠原一人(DOCOMOMO Japan 理事・京都工芸繊維大学教員)

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京都工芸繊維大学大学院建築都市保存再生学コース
保存再生学シンポジウム 2018 第2回

「近代文化遺産の継承と保存活用のマネージメントについて考える」

京都工芸繊維大学大学院の特別教育コースである建築都市保存再生学コースは4年目に入った。今年度は、文化財保護法の改正を踏まえ、近代文化遺産の保存活用を担う職能を年間テーマとしている。
従来、いわゆる文化遺産は、国や自治体が制定する文化財に指定し「保存」することが最良の残し方であるかのように考えられてきた。しかし、1996年に国の登録文化財制度が登場して以来、「活用」が大きな課題となり、2019年の文化財保護法の改正では、「活用」がより重視されるような制度に変わるとされる。
その際に問題となるのが、文化遺産の保存活用を担う専門家の存在であろう。従来の文化財の「保存」のように、行政と学識経験者らが建物の歴史的・文化的価値を位置づけるだけでは不十分で、様々な経験や知識を基に、「活用」を実践的にリードできる人材が必要となる。
近年、ヘリテージ・マネージャーが全国で育成され、文化遺産の保存活用に向けて重要な役割を担いつつあるが、その多くは、いわゆる建築技術者に位置づけられる。もちろん「活用」に建築技術者は欠かせないが、加えて法律や不動産、経営など、広範囲の専門性が必要になる。また、様々な人々に協力を呼びかけ、人々を繋げる、いわば文化遺産を総合的にマネージメントできる人材が必要である。
今回のシンポジウムでは、様々な分野の専門家と協働し、近代文化遺産の継承を実践している組織や、従来の建築家の枠組みを超えて近代文化遺産のマネージメントを実践している方をお招きし、これまでの成果と今後の課題についてお話しいただく。近代文化遺産の保存活用に向けて、知見を共有したい。

日時:2019年2月2日(土)13時30分−
会場:京都工芸繊維大学 60周年記念館 2階 大セミナー室
所在地:京都市左京区松ヶ崎橋上町1(京都市営地下鉄松ヶ崎駅下車徒歩10分)

講師
木下壽子氏(住宅遺産トラスト理事)
窪添正昭氏(建築家・住宅遺産トラスト関西代表理事)
松隈 章氏(竹中工務店設計本部本部長付・聴竹居倶楽部代表理事)

司会・進行
田原幸夫(京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab特任教授)
笠原一人(京都工芸繊維大学助教 KYOTO Design Lab 兼任)

定員:90名
入場:無料(申込不要、当日先着順)
主催:京都工芸繊維大学大学院建築学専攻/京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab
後援:日本イコモス国内委員会/DOCOMOMO Japan

プログラム:
13:30 趣旨説明 笠原一人
13:50 講演1.木下壽子「歴史的建造物の保全・活用に求められる職能−住宅遺産トラストの活動を通して−」
14:35 講演2.窪添正昭「住宅遺産との関わりの先に見据えているもの」
15:20 休憩
15:30 講演3. 松隈 章「藤井厚二『聴竹居』−地元第一主義で人と地域を未来へ繋ぐ−」
16:15 座談会 木下壽子+窪添正昭+松隈 章+田原幸夫+笠原一人(司会)
18:00 講師・参加者による懇親会 @プラザKIT(会費制)

問い合わせ:
国立大学法人 京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab 事務局
info@d-lab.kit.ac.jp/tel: 075 -724 -7282/http://www.d-lab.kit.ac.jp
Facebook: KYOTO Design Lab/Twitter: @kyotodesignlab