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三岸好太郎・節子アトリエ 選定プレート贈呈

2017年07月06日

2016年度「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に選定された三岸好太郎・節子アトリエにおいて、選定プレートの贈呈式が2017年7月1日に行われた。7月1日は三岸好太郎の命日にあたり、「三岸アトリエ見学+ミニレクチャーの会」が開催された。小西敏正先生(宇都宮大学名誉教授、中野たてもの応援団団長)によるレクチャーの後、DOCOMOMO Japanの渡邉研司幹事長(東海大学教授)より所有者に対し贈呈が行われた。
三岸アトリエは、バウハウスに留学した建築家山脇巌が帰国後、友人の画家三岸好太郎・節子夫妻のために設計し1934年に竣工した。ヨーロッパにおける最先端の造形改革運動モダニズムに鋭敏に反応した建築家、芸術家の領域横断的な交流の足跡をたどることのできる貴重な作品。いくたびかの増改築を経ているが、1930年代のモダニズム建築は日本では現存例がきわめて限られ、その歴史的価値は高い。

選定プレート贈呈式_三岸アトリエ_

選定プレート贈呈_三岸アトリエ